Q1 |
どうして車の所有者がリサイクル料金を負担するの? |
A1 |
リサイクル料金は、車をリサイクルをするときに発生するシュレッダーダスト、車のエアコンの冷媒として使われているフロンガスの回収やエアバッグのリサイクル適正処理をするのにかかる費用として使われているんだ。他にはリサイクル料金の管理費・廃車情報の電子マニフェスト管理費にも使われているよ。地球の環境を守るために、車の所有者はその役割分担としてリサイクル料金を支払うことによって車の適正処理を助けることなのだ。 |
Q2 |
車のリサイクル料金は、どうすれば調べられるの? |
A2 |
同じ車種の車といった大まかな料金については自動車メーカー、輸入業者各社ホームページなどで確認することができるよ。でも、同じ車種でもクラス(装備の内容)によっては料金がそれぞれ定められているので、詳しいリサイクル料金を知りたい場合は、自動車リサイクルシステムのホームページ http://www.jars.gr.jp を見てみよう。
そのサイトの中の、”ユーザー向けリサイクル料金等照会”をクリックし、必要事項を入力すれば調べられるよ。
http://www.jars.gr.jp/
(自動車リサイクルシステムのHPアドレス) |
Q3 |
リサイクル料金を照会しても料金が表示されない場合はあるの? |
A3 |
リサイクル料金を照会しても料金表示がされない場合は、主に次の4つの問題点のどれかに当てはまると考えられるよ。
自動車リサイクル法対象外の自動車(海外から並行輸入された自動車など)
自動車検査証以外での料金照会(後付けエアコンなどがある場合や工場の中だけを走っていた構内車など車両登録を抹消してしまった車など)
車両情報の入力ミス(車台番号を入力する時に間違えて入力してしまった場合)
料金が設定されていない自動車(平成元年以前に登録された自動車など自動車リサイクル促進センターのコンピュータに記録されていない車)
こうした場合は、自動車リサイクル促進センターへ車検証の内容を問い合わせるとその車のリサイクル料金を確定してくれるよ。 |
Q4 |
リサイクル料金はどういう時に支払うの? |
A4 |
リサイクル料金の支払いが発生するのは以下の項目に当てはまる時だよ。
1.2005年1月以降に新車を購入したとき
2.2005年1月以降の最初の車検時
3.2005年1月以降に車検を受けずに廃車する場合、引取業者に引き渡すときリサイクル料金は1回払えばその車にはもう払わなくていいのだ。 |
Q5 |
リサイクル料金は誰が管理しているの? |
A5 |
リサイクル料金は、資金管理法人 ( 財団法人 自動車リサイクル促進センター・経済産業省・環境省指定法人 ) というところが預かっている。自動車が廃車となってちゃんとリサイクルが実行され、リサイクル処理にかかった作業や費用が電子マニフェストで工程ごとに確認できてリサイクル料金が必要となるときまで管理しているのだよ。 |
Q6 |
リサイクル料金を支払わないと、何か罰則はあるの? |
A6 |
リサイクル料金を支払わないと、自動車検査証 ( 車検証 ) が発行されないから公道を走ることができなくなるのだ。又、廃車登録を行うことも出来なくなるのだよ。 |